脱毛症とは

最近では、男女問わず脱毛症で悩む人が増えてきています。

一つに脱毛症といっても原因や、抜け方によって種類がわかれています。
今回は、脱毛症の種類について紹介していきたいと思います。

まずは、壮年性脱毛症です。
この脱毛症は、高い年齢の人に多くみられる男性型脱毛症になります。
その原因には、男性ホルモンが大きく関係しています。
前頭部、頭頂部から左右対称で毛が薄くなっていくのが特徴となっています。
かゆみや痛みを伴う事のない脱毛症であることも特徴の一つとなっています。

続いては、粃糠性脱毛症です。
この原因としては、乾燥した頭皮にフケやばい菌が繁殖してしまい、結果毛根を炎症させ、その結果脱毛につながります。
粃糠性脱毛症は、なぜフケが多くなるのか原因がまだはっきりとわかっていない脱毛症なのです。
発症する人は比較的少ない、珍しい脱毛症となっています。

次は、脂漏性脱毛症です。
この脱毛症は、ホルモンのバランス異状が原因となっています。
ホルモンのバランスが崩れると、過剰な皮脂を排出してしまいます。
そうなるとフケが毛穴を防ぎ、毛根で炎症が始まります。
そして、脱毛につながります。
この脱毛症も珍しいケースなので、発症している人もあまり多くはありません。
脂漏性の湿疹や皮膚炎についてはこちらも参考にどうぞ

そして、最後は神経性脱毛症です。
名前の通り、神経が原因で起こる脱毛症となっています。
主な原因はストレスです。
強いストレスが原因で引き起こされる脱毛症となっています。
現在ではストレスを感じている人が多く、ほとんどの脱毛症は神経性脱毛症だといわれています。
ストレスが原因で免疫異常を起こし、それが原因で髪の毛の健康に影響します。
この神経性脱毛症は、比較的新しい種類の脱毛症となっています。

脱毛症で悩んでいる方は、これらのどのタイプにあてはまっていますか？
まだ脱毛症ではないけれど、中には自分に今起こっている現象と似ているという事はありませんか？
少しでも気になる点があれば、早めに症状を把握し、的確なケアを始めることをおすすめします。