アトピーと脱毛の関係性について

円形脱毛症など、髪の毛の問題は自分には無関係と思っている人はいませんか？
実は、脱毛症というのは突然発症することがあるのです。

そこで今回は、アトピー性皮膚炎と脱毛の関係について説明したいと思います。

アトピー性皮膚炎の悩みを抱えている人は、円形脱毛症になりやすいという事がわかっています。

円形脱毛症は、ストレスを感じる事で自己免疫力が低下し、自分の体にある成分を敵だと勘違いし、攻撃してしまうことによって起こります。
そうなってしまうと、毛包の中や、周辺に炎症が起こります。
そして集まったリンパ球が、髪にとって大切な毛母細胞を攻撃してしまうのです。
その事が原因で、健康な成長期である髪が抜けていってしまい、脱毛症につながります。

また、先ほど紹介したように、アトピー性皮膚炎の人は、通常の人よりも円形脱毛症になりやすいのです。
アトピー性皮膚炎を発症している約40％もの人が、円形脱毛症を発症しているといわれています。

そんなアトピーが原因で起こっている円形脱毛症を、アトピー性円形脱毛症と言います。
原因としては、アトピーが原因により免疫力が異常状態になります。
ストレスも、同じく免疫力を低下させる原因になります。

アトピーはいくつかの原因がありますが、ストレスによって引き起こされるとも言われています。
アトピー性皮膚炎と脱毛は因果関係があると言われていますが、どちらか一方を治すのではなく、アトピーのケアを行いながら、少しずつストレスを軽減させていくといった対策が必要になってきます。

これは自分一人で対策するにも限界がありますので、家族や友人などの助けを借りながら、長期戦も視野に入れてケアをしていく様にしてください。